長浜城と小谷城の旅(2) 天守に攻め入る!

緩い石段を登って登って太鼓門櫓に到着~。

彦根城
太鼓門櫓(裏側)

太鼓門櫓は本丸へ続く最後の関門だったそうな。
重要文化財の貫禄があるね~。

表側の写真を撮り忘れ、写真は裏側。
裏側には高欄がついていて、登ることができるみたいです。
今回はイロイロまわるので、パスすることに。
この門もどこかの城からの移築という話が伝わっているそうな。

写真では見切れちゃったけど、左側に続櫓があります。
櫓から横矢を(側面攻撃)をかけられるようになっていました。

太鼓門を抜けたらいよいよ本丸。

彦根城
彦根城の天守

国宝 彦根城の天守だぁぁ!

彦根城の天守は大津城から移築されて1607年頃に完成したそうです。
五階四重の天守を三重三階に立て直したそうな。
だから小さいながらも装飾がぎゅっと密集しているのね。

三層白亜の天守はこじんまりとしているんだけど、天守の破風の先を飾っている金の飾金具。
これがとってもおしゃれ
そして花頭窓や破風など、いくつもの飾りが組み合わされている建物なのです。
どれも小振りでかわいい♪ 見ていて飽きないなぁ。

「一番かわいいと思ったお城はどこ?」と聞かれたら迷わず「彦根城!」と答えます。
・・・聞かれることもないと思うけど・・・。

彦根城
彦根城の天守

ちょっと離れたところから一枚。ここが天守閣前広場です。
天守の前に人、人、人。とにかく人。

三重の堀に囲まれた総構えの中心にある本丸。
現在では着見櫓や宝蔵は失われて、天守のみ残っています。

彦根城
天守の続櫓と付櫓

天守に突入~!
右側の入口が続櫓(多門櫓)
続櫓にくっついている付櫓を通って天守の建物に入ります。
と、写真の中央から左側に天守にくっついた小さな建物がある。これは「玄関」
通常、天守は防衛の意味があるので出入口は1か所だけに絞られているため、出入口が2か所あるのは珍しい。
玄関からのルートが正式なルートで、天守の石垣部分の地下から入って行くそうです。
続櫓と付櫓は防衛のために後から造られたそうな。
彦根城。つくづく面白い城だなぁ。

ひこにゃんの登場まで10分くらい時間があったので、先に天守に行ってみることに。
現在の正式ルートとなっている右横の続櫓から天守へGo!
中は撮影禁止の場所が多く、ほとんど写真は撮れなかったんだけど、もう・・・すごいよ。
天守の二階、三階へ続く階段はとにかく急。
特に三階の階段の勾配は、タイの「ワット・アルン」、カンボジアの「アンコールワット」の第三階層への階段を思い出させる急勾配。
一瞬、「登りたくないかも。」と思ってしまったくらい。

彦根城
天守 三階

がんばって登ってきたよ。天守閣の三階。

屋根裏は天井板がはられていなくて、木がむき出しになっている。
木の重ね方がすごい!
この「木」も調べてみたところ、「ほぞ穴」が見つかってていて、別の建物に使われていたということがわかっているそうな。

この木、あえて曲がったのを調達してきたのかなぁ。
きちんと計算されたように渡されている大木。ここまでくると芸術だな。

彦根城
天守 3階からの眺め

残念ながら、この季節には珍しい「黄砂」のため、曇ったような感じになっています。
黄砂さえなければ、上空はお天気なのよー。雲ひとつなかったのに、残念。

彦根城は徳川四天王のひとり、井伊直政が作・・・・ろうとしている最中に亡くなり、その子の直継の代によって天下普請で築かれた城。
間に豊臣氏が滅亡した大坂の陣を挟んでいるので、「江戸時代」というより戦国時代の雰囲気を残した城なのです。

天守の3階までを満喫し、そろそろひこにゃんの登場の時間。
天守の下の広場には早くもお客さんが集まってスタンバイ中。
急いで向かわねば!

そして・・・ひこにゃんの登場だ!

彦根城
ひこにゃん

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彦根城
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