1日目 彦根編
東京から新幹線で米原まで約2時間30分。
今回の旅は、2011年の大河ドラマで脚光を浴びるであろう、長浜、彦根・関ヶ原をめぐる旅。
長浜と彦根は滋賀県、関ヶ原は岐阜県にあります。
ワタシが歴史好きなのを知った長浜にいる友人が「来年になると混むだろうから今のうちにおいで。」と誘ってくれ、ガイドもかって出てくれたので現地に着いたらお任せコース。楽しみ楽しみ。
写真は新幹線から見た富士山。曇りの日だったけど、ばっちり見えたぜ。
この日は曇りと黄砂の影響でガスがかかっていました。残念。
待ってろ、長浜城、彦根城、関ヶ原~!
新幹線で「米原」駅に到着。近くの道の駅でまずは特産物を物色。
海の幸アリ、山の幸アリ、お菓子アリ。早くもお土産に手がでそう。
写真は併設している「くらし工芸館」。こちらの建物のほうが「和」っぽかったので撮ってみました。
売店にはひこにゃんグッズも売ってました。
ぬいぐるみからタオル、ストラップまで、けっこう充実したラインナップでしたよ♪
●近江 母の郷
住所:滋賀県米原市宇賀野1364-1 物産交流館さざなみ
Tel:0749-52-6678
米原駅近の福来路巣(ふくろうず)でちょっと時間が早かったけどランチ。
お店の入口の上にはフクロウをモチーフにした看板が。フクロウって「福をもたらす」んですよね。
米原駅からすぐ近くの住宅街の中にあります。
不思議なことにまったく花粉を感じない。
花粉が飛んでないのではなく、「東京の排気ガス+花粉」がダメなんだろうなぁ。
VIVA!滋賀県。超快適!
写真は日替わりランチ。¥870でコーヒーかデザート付き。
前菜でお造りと竜田揚げ。地元の人が通うお店というだけあって、あら、おいしい♪
松花堂弁当のようにちょこちょこっと出てくるのが嬉しい。
いろいろな種類のものがいただけるので、女性は特に喜ぶと思う。
どれもとーってもやさしい味付けで、いくらでも食べられちゃうんだな。
前菜、松花堂弁当にご飯とお味噌汁、食後のコーヒーですっかり満腹。
●福来路巣(ふくろうず)
住所:滋賀県米原市梅ケ原栄18-2
Tel:0749-52-2340
米原から約1時間のドライブで彦根城に到着。
キャッスルロード近くの駐車場に車をとめて、外堀を渡っていきます。
写真は彦根城の外堀。
たまたま車通りがない時に撮影できたけど、この日も大賑わいで、駐車場待ちの車の列ができていました。
彦根城は平山城。
天守のある本丸まで多少、登り降りをした覚えがあるけれど、そんなに高いところに立っていたように思えなかったです。
登城しやすいお城でした。
写真はたぶん京橋口跡。
なにぶん、ずいぶん前に行ったのでよく覚えていない・・・。
次に行くときには、ちゃんと写真に現在地とともに残しておこうっと。
京橋口から入ったところにあった建物。
旧西郷家の長屋門です。
旧西郷家は家老職。
この長屋門は彦根城下では現存する長屋門では最大のものだそうです。
武家屋敷の面影が残っていますが、当時の姿からほぼ変わっていないそうな。
ほー。重要職の人のおうちってすごかったのね。
だってこれ、「家」じゃなくて「門」なのよ!「門」!
「平山城には思えなかった」のだけど、やっぱり登っていたのね。
ゆるーい石階段が続きます。
彦根城の見どころのひとつ。天秤櫓。
天秤櫓と鐘の丸の間にある堀切。「彦根城」というと、ここから撮影することが多いですね。
ドラマや映画のロケでもこの橋の下を歩いているシーンをよく見ます。
「江戸城」といえば姫路の白鷺城を使うことが多いんだけど、「武士の小城」という設定だと彦根城が使われることが多いですね。
「武士の一分」、最近だと「大奥」も彦根城が撮影場所として選ばれたそうです。
天秤櫓とつながる廊下橋、そして石垣。
この3つが揃うとかっこいいんだよねぇ。
ビジュアル的にもかっこよくて素敵なんだけど、防御の機能としても素敵なの
大手門からやってきた敵は、この橋の下をくぐらないと先に進めない。
石垣や橋の上からね・ら・い・う・ち
もし、天秤櫓にさしかかりそうになったら、木橋なのでたたき壊したり焼き払えばよいわけで。
彦根城って天守のイメージと同様、こじんまりとしたイメージだけど、立体的で面白い城なのです。
彦根城は移築された建物が多いのだけど、この天秤櫓は長浜城の大手門を移築したと伝わっています。
・・・え?かなりでかいけど、これ、門なの
廊下橋が中央にあり、その左右は対象に建てられていることから名づけられた天秤櫓。
重要文化財です。
豊臣秀吉が築城した長浜城の大手門を移築したと伝えられています。
この当時、「移築」ってどうやったんだろう。
天秤櫓は「左右対称になっているから天秤櫓という」と案内されていることが多いけれど、よく見ると両サイドの櫓の向きが違っているのだよ。
向かって右が「棟入り(建物の平面が正面になる)」、左が「妻入り(妻面が正面となる)」となっています。
これは気づきにくいポイントであります。
そしてまたひたすら上り坂を上っていく。
次の重要文化財スポットの太鼓門櫓まであと少し。
この石段。とても変わっていて、斜めに組み合わさっているのです。
排水しやすいというメリットがあるそうな。ビジュアル的にもおしゃれ~♪
・・・でも、歩幅がばらっばらなので歩きにくいこと、この上ナシ。
ひこにゃん目指してかなりハイペースで登っていく。
待ってろ、ひこにゃん~!