2019年3月24日。但馬空港推進協議会主催のモニターツアーに参加してきました!
伊丹空港からATR機に乗ってコウノトリ但馬空港へ。そこから定期観光バス「たじまわるプレミアム冬号」に乗って但馬の観光名所をまわるというもの。
関東の人間には「但馬」地域はピントこないけど、雲海ただよう天空の城で有名な竹田城やお蕎麦で有名な出石の城下町をまわることができる!
竹田城は東京から行きにくくて、いままで行けてなかったのでこれは応募せねば!ということで申し込んだら当選!
今回はモニターツアーですが、同じコースで観光することができるので、これを見てぜひ竹田城や出石の城下町に行って、さらにおいしいものを食べていただきたいです!
たじまわるとは?
「夢但馬周遊バス たじまわる」とは、土日祝日に走っているJRの駅と観光地を結ぶ周遊バス。コースがいくつかあって、どれもバスガイド付きで1日乗車券がなんと500円!
今回利用したのは4月~10月・3月に運航している「冬」コースで、城崎温泉出発&城崎温泉帰着、但馬空港経由でコウノトリの郷公園、出石の城下町、道の駅でお買い物、そして最後は竹田城!
これだけ移動して、500円で連れて行ってくれるんです!
バスガイドさんがいるので例えば「出石城下町でのお蕎麦屋さんはどこがおすすめですか?」とかとっておきの情報を聞くこともできちゃう。
なんてお得なんでしょう!
特に竹田城は、山城の郷からバスに乗って行かなきゃならなかったりと土地勘が無いとわからないことも多いので、ものすごくおすすめな交通手段なんです。
路線バスタイプと定期観光バスタイプがあり、定期観光バスタイプだと、大きな荷物はバスに預けることができるのもポイント。たじまわるを使う場合は定期観光バスタイプのプレミアム号を選ぶのがおすすめです。プレミアム号はネット予約もできますよ!
たじまわる スケジュール
今回の旅のスケジュール。太字部分がたじまわるでまわった場所です。
9:00~9:35
伊丹空港発 但馬空港行き JAC2321便
↓
10:05
夢但馬周遊バス たじまわるプレミアム号 但馬空港発
↓
10:25~10:55
コウノトリの郷公園
↓
11:20~12:40
城下町出石(自由昼食)
↓
13:15~13:35
道の駅ようか但馬蔵(お買い物)
↓
14:05~16:20
山城の郷から竹田城へ 竹田城散策
↓
16:40
和田山駅へ
たじまわるは出発時、帰着時にはJR城崎温泉駅にも立ち寄ってくれます。城崎温泉に泊まっている間に参加することもできちゃいます。
伊丹空港から但馬空港への旅 ATR機は快適だった
この日は天候がよくなく、3月後半というのに但馬方面は朝方まで雪が降るとの予報。
伊丹空港の天気はそれほど悪くはなかったのだけど、視界不良で但馬空港へ到着できないかもしれないというお知らせ。
途中で戻ってくることになったらどうしよう・・・と不安に思いながらもATR機に乗り込む。ATR機は初めて乗りました。1列4席しかなくて、男性だと荷物置き場の棚に頭をぶつけるくらいの狭さ。これで天候不良だというわけで、揺れたらどうしようとビビりのワタシは旅の最初から不安に駆られる・・・。
が、これがびっくりするくらい快適だった!
プロペラのすぐ横の席だったので音は気になるものの、それでも静かなほうかも。そしてほとんど揺れず、超快適な30分。どうしよう。癖になるかも。
そういえば城崎温泉にも行ったことなかった。行きは「たじまわる」で1日観光してから城崎温泉駅に行って1泊するのでもいいなぁ。などと考えておりました。
途中、真っ白な雲の中に突入するものの、乗り心地は快適。窓の外の景色を眺めていたら30分なんてあっという間。
コウノトリ但馬空港へ。2018年からコウノトリがラッピングされた機体が但馬=伊丹線で飛んでいるのだけど、残念ながらコウノトリ号には当たらず。
着いたら残念ながら雨。それでもうーん。飛行機の旅は早いし便利。やっぱりいい!次はコウノトリのラッピング機体に乗りたいなぁ。
但馬空港。「コウノトリ」と冠がついているけれど、但馬は特別天然記念物のコウノトリの保護地区があります。
翼を広げて飛ぶコウノトリとプロペラを一生懸命まわしているATR機の姿がかぶります。
コンパクトな空港だけど、レストランやお土産屋さんもありました。
そして但馬空港のスタッフの方に教えてもらった最新ニュースはこれ!!!
コックピットなトイレだっ!!!
男子トイレ、女子トイレの個室のうち1か所だけ、トイレがコックピット仕様になっている!
JALの修行僧(マイレージをためる人々)の間でもまだあまり知られていないそうです。
これは子供が特に喜びそう。
ちゃんと男子トイレ、女子トイレの両方にありますよ。
そして但馬空港に到着した「たじまわる」に乗っていざ、旅へ。
スーツケースなど大きな荷物がある人は、バスの車体の下にあるトランクルームに荷物を預けることもできるので便利。
社内ではたじまわる1日周遊パスと出石の見どころが書かれた出石手帳をもらいました。
旅のテンションが上がってくる。
特別天然記念物「コウノトリ」を見よう!
20分ほどでコウノトリの郷公園に到着。まわりは田んぼでのどかな雰囲気。
ここには保護されているコウノトリが7~8羽いるのだけど、餌の時間には野生のコウノトリも集まってくるんですって。現在の餌の時間は10時。たじまわるで行くとちょうど餌やりの時間の後で、野生のコウノトリも見られるんです。
写真の左側の建物の先にコウノトリが待っています。
コウノトリの郷はポストもコウノトリだった。
入場するときに100円をエサ代として寄付すると、コウノトリが折れる折り紙をいただけます。千羽鶴のように折っていくんだけど、最後の仕上げが違っていて、しっかりやらないと羽がぐしゃぐしゃなコウノトリになってしまうそうな。100円寄付して折り紙をもらいました。
仕上がるとこうなります。赤い足が特徴ね。
で、肝心のコウノトリですが。
コウノトリって意外と大きいのね。110~120㎝にもなるそうな。人間の子供並みね。
そして肉食だというから、人間を襲うことはないと思っていてもちょっと怖いかも
コウノトリとアオサギの違いがわかる展示もありました。足の色が圧倒的に違うのね。
そしてまた言うけど、どちらも意外とでかい。
いよいよコウノトリに会いに行く。
おぉ。いるいる!7羽どころじゃない。野生のコウノトリもたくさんいるではないか。
200ミリ望遠持ってくればよかったとちょっと後悔。このエリアには屋根は無く、野生のコウノトリは自由に行き来できるようになっています。保護対象のコウノトリについては羽を切っているそうです。
それでも思ったより近くで見られるわけで。
足が赤いのもはっきりわかる。
コウノトリの郷では繁殖活動もしていて、コウノトリの親になった気分が味わえます。
コウノトリは「松上の鶴」と言われていて、大きな木の上に枝や草、わらなどを組み合わせて直径2mもある巣作りをするそうです。これは模型で、自由に乗って良いということなのであがってみた。
おぉ。大人がひとり、体育ずわりするにも十分な広さ。コウノトリはだいぶスリムなので余裕ね。
と、こんなことやっていると滞在時間の30分はあっという間に終わってしまうので館内を散策してみる。
コウノトリが飛んでいる姿が見られなかったけれど、飛ぶとこんなふうになるのね。
白い体に赤い足、黒い羽根。まるでJAC便ATRA機の機体と鶴丸の赤、プロペラの黒そのものですね。
まるで「くわーっ」と叫び出しそうなコウノトリの写真。あなたたち、こんな顔もするのね。
で、館内を散策していると、コウノトリの子育ての模様が展示されていました。
さっき、「巣」の模型に乗ったこともあって、大きさが実感できる。
館内はスルーしちゃう人が多いですが、一つ大きな見どころがあります。
コウノトリの子育てを中継しているのです!
コウノトリの敷地のすぐ横にある田んぼの中に実は巣がありまして。
中央にポツンとあるのがコウノトリの巣。高さ17mのところに大きな巣をつくって子育てしているんです。
巣の上にポツンと白い親鳥。あそこにひな鳥もいるのね。
さて、コウノトリの子育てを観察したあとはお土産を見るのを忘れずに。
定番のクッキーのようなお土産から地元の食材を使ったお土産まで。
この付近では「コウノトリ米」というお米を作っていてその米で作ったお酒もありました。容器までコウノトリでかわいい。
コウノトリ米とは、コウノトリが住みやすい環境を作ろう!という運動の一環で、無農薬で作ったお米だそうです。
滞在時間は30分なので、お土産を見たら急いでバスへ戻ります。
兵庫県立 コウノトリの郷公園
住所:兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
Tel:0796-23-5666
営業時間:9:00~17:00 月曜日定休 および12/28~1/4(原則)
出石城下町でランチ編へ続く
城めぐりをするならこの本は必須!
日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき
竹田城では100名城、出石城では続100名城のスタンプを押すことができます!
伊丹空港からコウノトリ但馬空港まではJAC便で30分!陸路を行くより断然便利!
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たじまわる モニターツアーで竹田城への旅 INDEX
- (1)500円で竹田城までいける!たじまわるはお得なツアーです。
- (2)出石城下町では名物の皿蕎麦を食べるべし!
- (3)道の駅ようか但馬蔵で山椒ソフトクリーム!?そして竹田城へ
- (4)今ならすいてる!「天空の城」竹田城へ
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