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法務省 旧本館

法務省 旧本館

今年の夏休みは、いかがお過ごしでしたか?
コロナで東京を出ることを自粛中の管理人は、東京を思いっきり遊んでやろう!と、せっかくなら「平日しかできないこと」を探して遊ぼうと、5日間をフルに楽しみました!
どこも人が少なく、ソーシャルディスタンスが保ててゆったりした時間を過ごせるところばかりでした。

 

1日目 法務省 赤レンガ棟へ

江戸城(皇居)周辺を散策していると桜田門の警視庁の建物の向かいにある低層階の赤レンガの建物。ずっと行きたかったのですが平日しか入ることができない場所なんです。

霞が関駅を出るとすぐ

霞が関駅を出るとすぐ

霞が関駅を出て皇居方面に歩いていくと見える赤レンガの建物。法務省の旧本館で、明治初期に建てられた建物。いまでも現役で法務省の庁舎として使われています。

法務省 赤レンガ棟

法務省 赤レンガ棟

ヨーロッパみたいだ!!!!

ネオ・バロック様式。素敵だわ。

まわりにはもちろん背の高いビルがそびえているのですが、正面からあおぐように撮ると低層階の赤レンガ棟しか写らないのです。

法務省 赤レンガ棟 正面

法務省 赤レンガ棟 正面

道路の反対側から撮影すると、警備員さんの詰め所もばっちり写る。この独特な形がいい!

 

法務省 赤レンガ棟とは?

明治政府が近代国家として体制を整えるべく省庁と庁舎を整備するため「官庁集中計画」の一環で、明治18年(1895年)にドイツ人の高名な建築家であるヘルマン・エンデヴィルヘルム・ベックマンによって司法省の庁舎として建てられました。

外務大臣だった井上馨が官庁集中計画に着手したのが明治19年(1886年)。幕末から明治初期にかけて結んだ諸外国との条約改正に先立ち、日本が欧米諸国と肩を並べられる国だということをアピールするために、近代的な建物を建てることになりました。

その時に招致したのが共同の建築事務所を開いていたエンデベックマン
2人は来日後に神戸から日光を旅し、まずは日本建築について知識を得たのちに建築計画に着手。国会議事堂、裁判所、司法省の3件の設計契約を交わすといったん帰国します。

半年後にベルリンで完成させた都市計画と省庁の設計案とともにエンデが再来日したのですが、この頃には条約改正失敗した井上馨が失脚。さらに財政上の問題から計画は縮小・変更となり、エンデはベックマン案を縮小して日比谷に諸官庁の建物を建設する案を作成しました。
最終的には実際に建てられたのは司法省(現在の法務省)大審院(現在の最高裁判所)だけとなりました。

ベックマン案、エンデ案ともに建物の間に公園を配置していて、実現したら素敵な街並みになったのだろうなと思いますが、地盤の問題などで実現しませんでした。2人の案と最終的に採用された山尾庸三案は法務省の公式サイトにその図案画像が掲載されています。

実は「日本の西洋建築の父」と称されるジョサイア・コンドルも官庁集中計画には絡んでいました。エンデとベックマンに先立ってすでに第一次案、第二次案を提出していて、海軍省は着工済み。海軍省は法務省赤レンガ棟より1年早い1894年に建てられています。
官庁集中計画の旗振りをしていた井上馨がコンドル案はお気に召さず、ベックマンとエンデに依頼しましたが、その経緯まではよくわかりません。

ちなみにニ・ニ六事件や五・一五事件のドキュメンタリー番組などでよく出てくるコンドル設計の海軍省の建物も赤レンガでした。コンドル案にしろ、ベックマン案にしろ、エンデ案にしろ、官庁集中計画が実現したら赤レンガのバロック様式の建物が立ち並んだのね。その姿、写真でも絵でも見て見たかったです。

赤レンガ棟は、明治政府の官庁集中計画によって建設された建物のうち、唯一、現存するもの。実はとても貴重な建築物なんです。

法務省 赤レンガ棟は重要文化財です

法務省 赤レンガ棟は重要文化財です

この建物のすごいところは、関東大震災でもほとんど被害を受けなかったということ。(その秘密は赤レンガ棟内の資料室でわかります。)

しかし、東京大空襲で外壁の煉瓦壁を残して焼失しました。
1950年(昭和25年)に天然スレートだった屋根を瓦にして改修して再び法務省本館として使用され、1994年(平成6年)に外観が創建当時の姿に復元され、外観のみ国の重要文化財になりました。
撮影はできませんが、内部も一部を写真をもとに復元しています。

 

法務省 赤レンガ棟へは西門から入ります

警視庁側にある西門が見学者用の受付から内部に入ります。
特に予約も必要なく、警備員さんに見学希望であることを伝えると、注意事項を説明されてから入ります。

現役の庁舎なので、館内の撮影は禁止。外観も入口のある向かって左側の禁止エリアに入って撮影は禁止です。
入口まで行くと別の警備員さんがいて、展示スペースまで案内してくれます。
(階段とか照明がこれまたゴージャスで、じっくり見たかったけどかなわず。働いている人がいるのでしょうがないか・・・。
ぜひ、休日に建物公開していただきたい!)

 

 

内部は撮影できないのが残念ですが、みどころを紹介すると

  • 法務資料展示室
    法務資料展示室は、創建当時の旧司法大臣官舎大食堂を撮影した、たった1枚の写真をもとに復元していて、天井と壁の装飾がゴージャス!天井がとても高く、これが官舎の食堂だったとは思えないくらいの豪華さです。
    司法省の資料も興味深いですが、法整備に携わった「お雇い外国人」についての資料も興味深いです。
  • メッセージギャラリー
    赤レンガ棟の建築の歴史を見るならこのお部屋で。
    官庁集中計画に関する資料や赤レンガ棟の建築資料が展示されています。
    関東大震災にも耐えられた秘密はこの部屋でわかります。

特にメッセージギャラリーにある国会議事堂の設計案は見もの。
(司法省(法務省赤レンガ棟)を見に来たのに、こっちのほうが強烈だった!)

かつて、東京駅を設計した辰野金吾は、「建築家になったからには、生涯この3つを設計したい」と日本銀行本店、東京駅(中央停車場)、国会議事堂を挙げましたが、国会議事堂だけは自身が設計を担当することはできませんでした。そのくらい重要な大型案件。
現在の建物の設立の経緯については別の機会に述べますが、デザインが決定する前には紆余曲折あり、急激に欧米化していくことに警鐘を鳴らしたフェノロサの「日本を見直そう」運動にのっかって、和洋折衷のとんでも設計案が出てきたりと、その混乱っぷりの展示が興味深かったです。

展示がある区域はほんの一部で、しかも入口と展示スペースの間は警備員さんの引率なので自由に見て回ることはできませんが、1時間弱、じっくり見学しました。

法務省は「E」のような形の建物で、桜田門側の角の部分。

明治初期の気分をちょっとだけ味わうことができました。

法務省 赤レンガ棟(旧司法省 庁舎)

設計者:ヘルマン・エンデ、ヴィルヘルム・ベックマン
実施設計と工事監理は河合浩蔵
竣工:明治18年(1895年)
建築様式:ネオ・バロック

住所:東京都千代田区霞が関1-1-1 法務省赤れんが棟
Tel:03-3592-7911(法務史料展示室係)
営業時間:月曜~金曜 10:00~18:00
(入室は17:30まで)
アクセス:
有楽町線「桜田門駅」5番出口 徒歩1分
丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関駅」A1出口 徒歩3分
千代田線「霞ヶ関駅」A1出口 徒歩5分

 

法務省のあとは帝国ホテルでランチ

法務省赤レンガ棟の見学のあとは日比谷公園を挟んだ反対側にある帝国ホテル パークサイドダイナーでランチしてきました。法務省からは真夏でも歩いて行ける距離です。

説明するまでもない最高級ホテル。一度は泊まってみたい。
もちろんレストランはそれなりのお値段がしますが、パークサイドダイナーのランチなら庶民でも手が出ます!

店内は平日とはいえ賑わっていました。カウンター席に案内されましたが隣の人とのスペースも十分に取られていてゆったりと食事ができました。
1人だったのですぐは入れましたが、2人以上だと平日でも待ちますね。

大女優の森光子さんがよく通って食べていたという野菜カレーが有名ですが、がっつりお肉が食べたかったのでランチコースにしました。

ランチは「パークサイドランチ」が2,550円。
サラダ、パンまたはライス、メインディッシュ、コーヒーまたは紅茶つきです。+450円でスープがつきます。

高級レストランで、なおかつカウンター席で目の前にはスタッフが給仕しているので写真が取りにくい

コーンスープをいただきました。
サラダとコーンスープは奇をてらったものではなく、おいしかったです。

驚いたのがメインの肉料理。
料理名はよくわからなかったのですが、「カツレツ」のようなお料理だそうです。

カツレツといっても豚肉ミンチなのかな。お肉が柔らかくてホロホロしていておいしい!この(なんだかよくわからないけど)ソースと合うんだな。
お肉のボリュームで隠れて見えなくなっているけれど、付け合わせのお野菜もおいしい。

さすが帝国ホテル!

正直、スープとサラダのドレッシングは普通だなと思っていたけどやっぱりメインは違うね。

ものすごくボリュームがあったけどライスとともに完食。
とってもおいしゅうございました。

帝国ホテル パークサイドダイナー

住所:東京都千代田区内幸町1-1-1
Tel:03-3539-8046
営業時間:7:00~22:00
 ランチは11:00~14:00
(土日祝日は11:00~16:00)
 上記営業時間は2020年8月 コロナ対策期間中のものです。

 

霞が関 おすすめランチは農水省の食堂!

この日は帝国ホテルまで歩いたのですが、実は翌日もランチをしに霞が関に来ていまして、法務省に行った後に日比谷まで歩かず、こちらでランチすればよかったと後から気づきました。

霞が関で平日ランチするならおススメはここ!

「手しごとや 咲くら」農林水産省店

手しごとや 咲くら

手しごとや 咲くら

農水省の北別館の1階にあるお店で、経済産業省内にもあるのですがそちらは一般人は入れません。

名物はイワシクジラ肉ステーキ。「イワシクジラ」とはクジラの種類です。
イワシクジラ竜田カレーなんてものもありますが、前日に帝国ホテルでがっつりカツレツを食べてさっぱりしたものを食べたかったので、まぐろ漬け丼にしました。

食料自給率が書いてあるのがさすが農水省

食料自給率が書いてあるのがさすが農水省

お店を入るとすぐ右側がセットメニュー用の列。カフェテリア方式で好きなものを小鉢で選んで食べることもできますが、農水省の食堂でマグロを食べてみたかった!

11:30過ぎには到着していて、いつもなら11:30には列を作り始めるようですが、この日は空いていました。

手しごとや 咲くら

手しごとや 咲くら

マグロ漬け丼 880円

マグロ漬け丼 880円

漬けマグロ丼とお味噌汁、付け合わせで880円。
マグロはボリュームがあっておいしかった!味は酢が強いかな。酢飯じゃなくて漬けの味付けだろうな。
いやぁ、マグロのボリュームがすごかった!これで880円なら安いくらいだわ。

平日しか開いていないのでなかなか行けないですが、次こそはイワシクジラを食べるぞ!

手しごとや 咲くら 農林水産省店

住所:東京都千代田区霞が関1-2-1 農林水産省 北別館 1F
Tel:03-5512-6477
営業時間:11:00~14:00 18:00~21:00
アクセス:
霞ヶ関駅A5出口を出てそのまま直進。出たところすぐの北館ではありません。
A5出口から約50mほど先の右側のビル、中央合同庁舎第1号館(北別館)の1階

2日目編に続く

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東京を出ないで夏休みを楽しむ 旅行記INDEX
  • ①1日目 明治の官庁建築 唯一残った法務省赤レンガ棟へ

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