大好きなサッポロに潜入!
2014年7月に行った「サントリー、キリン、サッポロ 3大ビール工場を1日でまわる旅」。最後はサッポロビール 千葉工場です!
昔、ラジオでやっていた「黒ラベル~ 黒ラベル~ 黒ラベル~ 黒ラベル~ くーろらべる~」というラジオCMを口ずさみにながら、早くもテンションあがるワタシ。
サッポロは実は黒ラベルはあまり飲まないけれど、好きな銘柄が多い。
季節限定の「冬物語」が出た時に飲みやすさに惚れ。
うまいじゃないか、「麦とホップ」。
特に「麦とホップ<黒>」は発泡酒とは思えないクオリティ。
2014年に、数量限定で発売された「まるごと国産」。
2013年に那須のサッポロビールの体験施設でビールを仕込んだ時に「麦もホップも日本での栽培は難しい」と聞いていました。麦は埼玉県産の大麦「彩の星」、ホップは富良野産の「リトルスター」という国産原料100%のビールが発売された時は、「やったね!サッポロ!」と思いました。2014年の春から夏にかけては、「まるごと国産」ばかり飲んでいたなぁ。
さらに女性から人気のシルキーなプレミアムホワイトビールの「白穂乃香(しろほのか)」。ネーミングも素敵♪
そしてやっぱり「エビスビール」。
ワタシはコハクエビスとスタウトが好きさ!
ということでサッポロビールにかける愛は異常なほど!?
サッポロビールの千葉工場、通称マリンハウスに到着しました。
ふと横を見ると、あれは!?
南極観測船 しらせではないか!!!
天気予報をしている会社のウェザーニューズ社に所有権が渡った船。
スクラップになるところをウェザーニューズさんが買い取ってくれたのです。
以前、仕事の関係でウェザーニューズ社を訪ねた際に「近くに来たのだから」と連れて行ってくれると言っていただいたのだけど、時間がなくて断念。
まさかこんなところでお目にかかれるとは!
ビール工場に来たのに、 しらせに萌える女、ひとり・・・。
いやいや、メインはこっちだった。
エントランスのすぐそばにショップが。買い物したいぃ!
ここで売っている 「サッポロ・ビヤクラッカー」がおいしいのだよ!
クラッカーなどお酒のつまみ以外にも黒ラベルの金の星とSAPPOROの字がかわいいストラップやエビスビールのエビスさんグッズがたくさんありました。
ストラップ、かわいかったなぁ。
さぁ、工場見学の開始です!
なんだけど、残念ながらここから先は撮影NG。
中の展示スペースは、サッポロの歴史、ビールの製造工程についての説明だけではなく、現在黒ラベルのCMに出演している「妻夫木くんがCMで座っていた椅子」とか、「過去のCMで使われた衣装や宣材」がたくさん展示してあって、あー、これは撮影NGだなぁ。というものがたくさん。
写真でお伝えできないのが残念。これはぜひとも行って見ていただきたい。
いくつか「へぇ~」と思った話がありました。
サッポロビールの主力ブランドである黒ラベル。
千葉の向上では黒ラベル全体の1/2が生産されているそうで、千葉工場はサッポロビールの工場の中ではN.1の生産力だそうな。
黒ラベルは1977年に生産が始まったのだけれど、正式名称は「サッポロ <びん>生」だったんですって。
当時、飲み屋でビールを出す際には「樽生」で、「びんでも樽生のおいしさを提供したい」ということで作られたビールでした。「黒いラベル」が印象的だったことから通称が「黒ラベル」。それが1986年に「黒ラベル」としてブランド化されたそうな。
そういやワタシが「黒ラベル~黒ラベル~」とラジオCMで聞いていたのもその頃かもしれない。
サッポロの黒ラベルも二条大麦を使用している。
サントリー、キリンとも違うこだわりは、「共同契約栽培100%」ということで、メーカーと農家が共同で開発&栽培をしているということ。
2011年に「うまさ長持ち麦芽」と呼ばれる品種?の麦が開発され、一部のビールで使用されているらしい。
この「うまさ長持ち麦芽」。うまさと泡が際立っているそうな。
なるほど。共同契約栽培をしているから、「まるごと国産」みたいなオールジャパンなビールができたのね。
で、お待ちかねの試飲です。
黒ラベルが2杯まで試飲できました!
ビール酵母入りの「サッポロ ビヤクラッカー」と一緒においしく頂きました♪
そうそう、ビールができあがって最後のろ過の工程で酵母を取り除くのだけど、その時に取り除いた酵母が入ったお菓子や食料品がビール工場ではお土産で売っています。
サントリーで見つけた「ビールうどん」、キリンの「ジャイアントプリッツ」サッポロの「ビヤクラッカー」はビール酵母入りです。
といっても酔っぱらうことはないと思うので、お土産にぴったりかと。
そしてサッポロがさらに好きになった出来事が。
どのビール工場も「ビールのおいしい注ぎ方」のデモンストレーションをやってくれたんだけど、サッポロが一番ていねいでした!
いわゆる「三度注ぎ」なんだけど、1回目は勢いよく。
泡が落ち着いてきたら2回目もちょっと勢いよく、ビールのグラスのふちに近いところで注ぐ。
泡が落ち着いてきたら3回目はグラスのふちギリギリのところから静かにそろりそろりと注ぐ。
この注ぎ方をすれば、泡の層がぶわっと盛り上がったようになります。
デモではグラスの上の1cm以上も泡が盛り上がってました!
しかも、すぐはじける泡は消えたあとなので、傾けても泡が垂れない!!!
最初に勢いよく注ぐと炭酸がはじけてまろやかになり、うまさは泡が蓋をして逃げないようにしてくれるます。
缶から直接に飲んだ時と比べるとまろやかさが断然違う!
理論としては知っていたけど、正しい三度注ぎってこうなんだ!と勉強になりました。
ぽけかる倶楽部限定ではないかもしれないけれど、お土産にこのグラスと同じものをいただいちゃいました!
帰ってすぐ、黒ラベルを片手にこの注ぎ方を実践したことは言うまでも無い。
最後は今回の旅でゲットしたおいしいものです。
キリンビールのショップで買ったジャイアント・プリッツ。
マスタード&ソーセージ味で、完全にビールの「あて」だね
味の濃さでビールがすすむのだ。
そしてサッポロビールのビヤ・クラッカー。これ、大好きなんだよなぁ。
そんなに濃い味じゃないので、ビールを飲んでいなくても、このままでもおいしいスナックなのだ。
1日でサントリー、キリンビール、サッポロビールの工場を周る旅。
弾丸だったけど、とっても充実した酒飲み旅でした♪
次はちょっと苦手意識のあるアサヒビールにも行って比較してみたいな。
この旅は、大人の日帰り遊び【ぽけかる倶楽部】で行ってきました!
1日でまわる3大ビール工場見学の旅 Index
- (1)サントリーのこだわりを見学する
- (2)サントリー 貯蔵タンクの中に入ってみる!?
- (3)サントリー これがプレモルの底力!
- (4)キリン 麦汁のうまさを体感!
- (5)キリン 「ただいま発酵中」
- (6)キリン これが本当の一番搾り
- (7)サッポロビール工場で完璧な注ぎ方を学ぶ
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