備中松山城の本丸に攻め入りました!
ふいご峠から35分。歩いた~。
二重二階の天守です。西側から見ると一段下がった付櫓が正面に見えるので、三重に見えるそうな。
単純な二重の天守だと、「・・・蔵?」に思えてしまうけど、唐破風と出窓があってメリハリついているので「天守」らしく見える。
弘前城の天守の正面に立った時、蔵か!?と思ったからなぁ。
この破風出格子窓には石落しも実装されています
天守の右側にちらっと見えるのは東御門で、現在は閉じられています。
東御門から降りて行くと城の裏門にあたる「搦手門」(からめてもん)へ続きます。
標高430mという不便な場所に立っているにも関わらず、幕末まで残ったという貴重な城。
鬼ノ山城に行った時のタクシーの運転手さんから教えてもらったんだけど、黒沢明監督が備中松山城を気に入り、映画のロケ地として使おうとしたんだけど、スタッフに反対されてその話はなくなってしまったとのこと。
ロケにはすごくよいよな。
天守は小振りだけど、「江戸時代初期の城」や「地方大名の城」くらいの規模の城として使えるし、三の平櫓の土塀あたりは雰囲気がある。
でも、ここまで機材を持って上がるスタッフが大変だ!
天守の左下に付櫓があるけど、これは当時は「渡り櫓」だったそうな。
石段を登ったところにあるスペースに八の平櫓が建っていました。
本来は石段を登って八の平櫓に入り、渡り廊下を通って渡り櫓へ入り、そこから天守に入ったそうな。
けっこう厳重な造りだったのね。
ここが撮影ポイント!
下から撮影すると小振りな天守も堂々と大きく見える。
お城を撮影する時によくやっています。
正面から撮るだけでなく、ちょっと表情が変わるのです。
天守2階から見た景色。
復元された塀に囲まれているのが本丸部分。
本丸の敷地ってせまいけど、天守しかなかったのかしら?
復元された写真右の六の平櫓では冷茶のサービスがありました。
八の平櫓があったところに立って、今から天守内に攻め入る気分。
当時はここから渡り廊下が続いていたというけれど、この坂道のところの段差部分、どうやって作っていたのかなぁ。
それでは天守に攻め入る!
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