一畑バスでまた松江に戻ってきました。
八重垣神社発→松江駅行きのバスは、約1時間に1本。
もうちょっと増えてくれると嬉しいなぁ。
松江に戻ってきてそのまま「松江レイクライン」という赤い周遊バスに乗りこむ。
松江の観光スポットはこれでたいてい周ることができます。
1回乗車ごとに¥200、1日乗車券は¥500。
路線は1パターンで逆まわりはしません。
路線図片手に、戻ったりしないように賢くまわるとほんとに便利だと思う。
まずは再びご縁珠とご朱印を集めるべく、「月照寺」へ向かいます。
バスの中も赤で統一されていて、そしてレトロな感じ。
バスの背もたれにささっている冊子は松江の観光情報が記載されているのでかかさずチェック♪
松江レイクラインは、松江駅から松江城、お堀を船で遊覧できる遊覧船乗り場や小泉八雲記念館、松江しんじ湖温泉駅、カラコロ工房など松江の観光スポットはこれで行けます。
20分ごとに巡回しているので予定も立てやすいです。

月照寺に到着~。ここは紫陽花でも有名なお寺。
松江の歴代のお殿様の菩提寺です。
7月だったので紫陽花シーズンは終わりに近かったんだけど、それでも遠目ではとってもきれいに咲いていました。
JR松江駅→月照寺 松江レイクラインで約20分 ¥200。

周りが暗い門から明るい外を撮ったらトイカメラのようになりました。
松江のお殿様の墓所というだけあって、こじんまりとしているけれど、お墓のひとつひとつはお殿様の趣味でみんな装飾が違っていて大きい。こういうところに葬られるってどういう気分なんであろうか・・・。
時間があるようだったら、書院で庭園眺めながらお抹茶と茶菓子で休憩するのもおすすめです。
松江藩七代藩主の松平不昧(ふまず)公こと松平治郷は茶の湯に精通していて、松江の庶民にもお茶が広まりました。
不昧公の墓所で身分を問わず、庶民もお茶をいただく。
不思議な感じですが、不昧公も喜んくれているでしょうか。

こういった階段の上にあるお墓も。
お墓によっては、松江城の方向を向いているものもあるそうです。
いつでも松江のお城を見守ってくれるように。ということでしょうか。
こういうところって徳川幕府っぽい。
ちなみに松江藩の初代藩主は徳川家康の孫だそうな。
宝物殿(入場無料)もなかなかおもしろかったです。
ご縁珠、ご朱印をいただくために入ったのだけど、「関ヶ原の合戦の際に徳川家康から授かった肌着(?)」のような珍品があったり、超特大涅槃図があったり。これはこれで面白い。

月照寺の一番の見どころ。大亀の寿蔵碑(じゅぞうひ)。
小泉八雲の随筆にも出てくる「月照寺の大亀」。
頭をなでると長生きすると伝えられています。
あのね、びっくりするほどでかいです。
でかすぎ近づくのも怖いくらい。そしてとても不気味・・・。
ワタシは撮影だけでやめておきました。
●月照寺
住所:島根県松江市外中原町179
拝観時間:8:30~17:30(境内 4月~10月)
8:30~17:00(境内 11月~3月)
9:00~17:00(宝物殿・書院)
拝観料:¥500 宝物殿、書院は拝観料無料
松江レイクラインバスで松江駅より約20分。

最後は「売布神社」へ。「めふ」神社と読みます。
ここもご縁珠スポットです。
松江レイクラインバスでぐるっとまわって月照寺から大橋南詰バス停まで約15分。
そこから大橋川沿いに歩いて約5分。
町の中にふっと緑が現れたらそれが売布神社です。
月照寺→大橋南詰バス停 松江レイクラインバスで15分 ¥200

こちらは拝殿。
社名の「めふ」とは「海藻や草木の豊かに生えること」を意味しているそうな。

拝殿は正面から見ると普通の神社っぽいんだけど、やっぱり奥の本殿は大社造りなのね。
本殿右側奥に気に入った木がありました。自分にとって、パワーがあるのでは?
と思ったくらい気に入ったんだけど、大きくて写真に撮れなかった・・・残念。

売布神社は龍の彫刻が有名で、あちこちに龍をモチーフとした彫刻がありました。
拝殿の上部にある彫刻も迫力があってすごかったんだけど(暗くて写真に撮れず)、両サイドの提灯の上にいる龍の彫刻も素敵でした。
●売布神社
住所:島根県松江市和多見町81
TEL:0852-21-4972

これが今回集めたご縁珠たち。
左上から月照寺、売布神社、八重垣神社、中央の玉はこの紐に最初からついていて、須佐神社、出雲大社。
出雲國神仏霊場めぐりは合計20社寺。
・・・先は長いねぇ~。
1泊2日のディープな出雲パワースポット巡りはこれにて終了。<BR>
まだあと15寺社残っているので(笑)、行かなくっちゃね♪
<終わり>
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