ここが写真ポイント!
バイヨンの第一回廊のレリーフは他のものとは一味違っていて、庶民の生活が刻まれています。
第一回廊のレリーフは日常生活や王様達の戦いなどが中心ですが、第二回廊は天女やヒンズー教の神々の話が中心。
第一回廊:現世、第二階層:神の世 ということなのでしょうか。
第一回廊の南面にある壁画です。
アンコール遺跡群のレリーフは、ヒンズー教神話や王様達の戦いの歴史、王族の生活についてが多いのだけれど、普通の人々の生活の様子が刻まれたものは少ないそうです。
写真は「祝宴のときの調理風景」。
ガイドブックにまったく同じ写真が掲載されていました!
「チャンバ軍との戦いの勝利を祝う宴の準備」です。
真ん中の二人は豚を茹でていて、そばで火加減を見ている人がいる。
その右側ではバナナを火の上で焼いています。
ご馳走をつくっている様子が生き生きと描かれているのがわかります。
この写真もガイドブックに載っていました!
これも同じ壁面のレリーフ。何をしているところかは忘れてしまいました・・・。
画面の下のほうでは「闘犬」をさせているとのこと。
庶民の「娯楽」だったんでしょうね。
たくさんの魚たちがいる下に描かれているのは「出産」のシーン。
これまたアンコール遺跡群のレリーフでは珍しい絵です。
こちらは足元が修復されている第一回廊北面。
この時は修復中で、中に入ることはできまず。写真だけ撮っておきました。
ちょっと残念だけど、さんざん歩き回った後なので、ま、いいっか。
第一回廊のレリーフは、日常生活を表した南面しか見ていなかったんだけど、本当はまだまだ見るべきところがたくさんあるのです。
バイヨンIIでのお食事編に続く
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