2/14に行ってきた「玄治店 濱田家×福島県 ~銘柄 福島牛~日本料理の名店で味わう」の会。続きです。
次のお料理は・・・
口替り
すっぽん玉〆 焼餅 焼葱 露生姜 すっぽん餡
すっぽん!? こんな時でないと味わえないわ!
茶碗蒸しっぽいけど茶碗蒸しとは違う。
ほんのりと酸っぱさが。不思議なお味。
この頃になると(おなかがいっぱいになるかなぁ)と思っていたけど、するするっとはいっていきました。
おいしいものは、おなかがいっぱいになりつつあっても問題ナシ。
そしてお食事の合間に今度は牛の飼育農家の沼野さんからのお話です。
ブリーダーさんが育てた子牛を競り落とし、餌を与えて霜降り和牛に育て上げるのです。
餌を与えるのは大事なことで、ビタミンコントロールされた餌を与えているそうな。
震災後の風評被害は決して小さいものではなく、放射線量は空間線量、餌の牧草、牛そのものに至るまですべて測定し、基準値である100ベクレルを上回った牛は今まで一頭もいなかったそうです。
「和牛」自体の価格は上がってきているものの、福島牛となるとそれだけで値段が安くなり、福島牛と他の銘柄牛の差は決して埋まらない。
そしてスーパーなどではあまり流通しておらず、イトーヨーカードーでは売っているそうだけど、表示は「福島牛」のようなブランドを打ち出しているわけではなく、「和牛(福島県)」という表示になっているそうです。
うーん。いろいろと先は流そうですね・・・。
こんなにおいしいのになぁ。
そしてお次はまた福島牛!
合肴
銘柄福島牛首肉煮込み 海老芋 うるい 辛子
料理長さんのお話によると、「牛首」は煮込みに適しているそうです。
そしてこの煮込み料理に合わせるお酒は・・・
純米酒火入れ 雄町米使用 アカガネ 磐城「壽(ことぶき)」浪江町で酒造りをしていた鈴木酒造さんが原発事故により避難し、現在は山形で酒造りをしているそうです。これまた飲みやすい日本酒でした。
これはご飯が食べたくなる味だっ!
ご飯
天のつぶ 香の物
止椀
大根 紅御前 薄揚 黒蒟蒻 長芹 粕汁
福島のブランド米「天のつぶ」 キター!
福島県が15年をかけて開発したオリジナル品種のお米で、遡るとひとめぼれ、こしひかりの系統を引いているお米だそうです。
穂が天に向かってまっすぐ育っていく力強さと天の恵みを受けて豊かに実るお米をイメージして「天のつぶ」として名づけられたそうな。
つぶの一つ一つが大きめで、噛むと甘みが増し、冷めてもおいしいお米なので、丼物やカレー、寿司飯に合うそうです。
あまり粘り気がないように感じるけど、測定するとちゃんと粘り気はあるそうで、粘り気の少ないところが雑炊にも合うんですって。
水菓子
ふくはる香 牛乳餡掛け
甘味
しるこ
見目麗しい苺がやってきたっ!
いちご、つやっつや!
甘っ! ふくはる香、おいしいよっ!
ただ「甘いだけ」のイチゴが多いなか、しつこくない甘さですごく優等生なイチゴといった感じです。
おしるこの甘さとケンカするわけでもなく、うまいねぇ~。
こうしてたくさんのおいしいお料理と日本酒ともに会は終了したのでありました。
そして最後はお土産も!
おいしいお米の「天のつぶ」だっ!
本日のお料理に合わせていただいた日本酒達です。
いただいた順で左から「一生青春」「穏」「壽」。
ありがとうございました!!!
いただいたお土産とまとめについて、続きます♪
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