アンコールワット遺跡群(2) プリア・カン

修復中で通過できなかった正面の塔門の裏側へ。
写真は正面入口を裏からみたところ。
近づいてみると、多くの石が積み上げられているというのがよくわかります。

石を積みあげた建物は崩れそうで崩れないギリギリのバランスを保っています。

崩れかかっている参道を歩いて行くと

Preah Khan

入口を見上げるとものすごく細かい彫りのレリーフが!
ひたすら感動。

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中央の回廊から左右に部屋が広がっている。
頭がとれてしまった石像が。破壊されてしまったんだろうな。

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こちらもまた素敵なレリーフが。
中央に人間?神様がいて、周りに動物がいる。
どれもこれも生き生きしているんだな。

どこを見ても彫刻だらけ。
神様だったり女神さまだったり。

 

ふと、壁を見るとレリーフが削られた跡が。でも、きちんと残っているところも。
他に影響がないように削り取るってけっこう労力がいると思うのです。
完全にすべてはぎとらずに少しでも残っているのは、本来の姿がわかるので不幸中の幸いといったところでしょうか。

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柱にはデヴァターが刻まれていたり。

もう、どこを見まわしても彫刻だらけ!美術好きな人にはたまらないと思う!

そして、プリア・カンのレリーフで一番気にいったもの。

 

icon_camera ここが写真ポイント!
頭上にデヴァターのアプサラ・ダンスのレリーフが!これがすごい!

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アプサラ・ダンスのレリーフ

アプサラ・ダンスはカンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊の一つで、きれいに着飾った女性が踊る様子はよくレリーフに刻まれている。
ここのレリーフはしっかりと形が残っていてとにかく美しいのだ。

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アプサラ・ダンスのレリーフ

活き活きと踊っている様子が伝わるでしょ。女性達の体のラインがきれいなのです。

 

そしてプリア・カンのもうひとつの見どころ。

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「聖なる剣」あるいは経典を納めた建物?

 

 

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ニャック・ポアン編に続く

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