天草・熊本のキリシタン遺産巡り① 禁教後に天草で最初に建てられた大江天主堂

大江教会
大江天主堂

2021年3月に島原・天草・熊本の城めぐりに行ってきました。
復興中の熊本城には行きたいと思っていたのですが、城仲間さんからお誘いいただいて、ついでに天草、島原のキリシタン遺産や島原の乱関連の城も見に行ってきましたよ!

城関係は城ブログ「お城に恋して」で更新中。こちらからご覧ください。

こちらではこの旅でお城以外に訪れた場所を紹介していきます。

 

1.大江天主堂

大江教会

天草の下島の西側の小高い丘にある大江天主堂は、キリスト教解禁後に天草で最も早く築かれた教会です。
五島列島出身の鉄川与助によって建てられました。鉄川与助については崎津教会編で解説しています。

大江教会

現在の建物は1933年(昭和8年)に築かれたもの。丘の上に建つ真っ白なロマネスク様式の教会はとても素敵。

館内は残念ながら撮影禁止ですが、かわいいものが好きならぜったい行った方が良い!
真っ白な外観と違って礼拝堂は暖かみのあるオレンジ色の天井で、お花のような模様が刻まれています。窓を彩るステンドグラスもとてもお花のようなデザインがとてもかわいらしいのです。中に入ると「かわいい」と感嘆の声をあげてしまうほど。

大江教会

天草に最初にキリスト教を伝えたのは1566年にイエズス会の宣教師ルイス・デ・アルメイダが来日したときです。ヨーロッパ訪問を終えて帰国した天正遣欧使節の4人も天草で学んだという。

キリスト教禁教の280年を終え、1879年に大江最初の聖堂が1879が建てられます。そして1933年(昭和8年)に現在の聖堂が建てられました。

大江教会

記念に絵葉書を買いました。世界遺産として認定された崎津教会とは異なり、大江天主堂はなかなかテレビなどでも取り上げられないので、内部の様子をおしえてくれる絵葉書は貴重です。

大江教会 絵葉書

大江教会

住所:熊本県天草市天草町大江1782
Tel:0969-22-2243
解放時間:9:00~17:00
休業日:無休 ※臨時休館の場合あり
入場料:無料
アクセス:天草空港から車で65分 または「天主堂入口」バス停から徒歩5分

<崎津教会・崎津集落編へ続く>

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